柔道整復師とは
「柔道整復師」とは整骨院、接骨院で施術をおこなう我々の法律上の正式名称です。
整体、カイロプラクティックとの違いは?と言う質問を受けますが、これは似て非なるものです。整体はこれといった資格が実在しません。柔道整復師は国家試験に合格したものでなければ名乗れません。
整骨院・接骨院は皆様方の日常生活、スポーツ活動、職場の仕事、交通事故などによって発生したケガに対して手術や注射や投薬等の外科的な手段に頼ることなく保存的に手当をする専門家です。同時に気軽に相談できる良きアドバイザーとして、地域の皆様に親しまれています。
国民医療の一端として柔道整復術は、国民大衆に広く受け入れられ、民族医学として伝承してきたところであるが、限りない未来へ連綿として更に継承発 展すべく、倫理綱領を定めるものとする。ここに柔道整復師は、その名誉を重んじ、倫理綱領の崇高な理念と、目的達成に全力を傾注することを誓うものである。
1.柔道整復師の職務に誇りと責任をもち仁慈の心を以て人類への奉仕に生涯を貫く
2.日本古来の柔道精神を涵養し、国民の規範となるべく人格の陶冶に努める。
3. 相互に尊敬と協力に努め、分をわきまえ法を守り、業務を遂行する。
4.学問を尊重し技術の向上に努めると共に患者に対し常に真摯な態度と誠意を以て接する。
5. 業務上知りえた秘密を厳守すると共に、人種、信条、性別、社会的地位などにかかわらず患者の回復に全力を尽くす。
WHOは2002~2005年伝統医学、医療分野に対する活動戦略として、その安全性、効率性、医療の質の確保についてなすべき課題を取り上げた。それは人々の健康の確立と増進に効果的であり、適正に利用すれば害が少ない医療手段であるばかりか、それらを活用した治療法は満足度が高く、また医療提供者及び、利用者それぞれが適正な当該医療技術を確立し、相互に利用しやすい医療であることを示した。
* WHO保険総会で『柔道セラピー』、『柔道セラピスト』と認知された。
* 柔道整復は、伝統的に永く国民の間で受け入れられ、WHOにおいても日本の伝統医療の一つとして紹介された。
日本柔道整復接骨医学会が、総務省所管の日本学術会議に団体登録され、この学会が権威ある治療家の医学会として公に認められた。